託されるメッセージ

この仕事をしてると、エンディングノートの作成や遺言の作成など、色々なメッセージを預かることがあります。

それは自分の財産のことであったり、自分自身の死後の割り振りであったりすることが多いですが…
中には親として、子どものことについてこうしてほしい!といったメッセージを受け取ることもあります。

それは、80-50問題にも通じるような現代社会を形容するようなものであるかもしれません。
何歳になっても子どものことを案じる… 親としては当然の思想だと思います。
でも、自分も高齢になり、その想いを託す親族がいないということから当事業所に相談がくることもあります。
本当は親自身が最後まで見届けたいという気持ちが強いはずです。

叶えてあげれること、色々な法的手段をもってもインフォーマルサービスを駆使しても逆に叶えてあげれないものもあります。
それでも依頼する親御さんの必死な想いを感じると、できる限りのことは実践してみようと思ってしまいます。

親の子に対する愛は、他に代え難い確固たる信念だと感じます。
それは子どもを持つ自分にとってもよく分かるなぁと。

わがままですが、そういう親の想いというのは子どもにきちんと伝わってほしいな!とも思います。
愛情は凄く大切だし、受け取った子どもはまたそれを次の世代に繋いでほしいと。

そういう自分自身も親の愛情をどう理解して受け取ってきたのか。時折振り返るようにしたいと考えています。

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