他県の独立社会福祉士にお会いしてきました

連休を利用して(仕事上あまり連休という概念はありませんが…)
宮城県石巻市(旧河北町)にお邪魔してきました。
八戸市と同じ海の街でなんとなく共通点のある景色も沢山あります。

隣県で独立してる社会福祉士の方に会ってみたいなと思いつきで訪問の打診をしたところ
快く快諾していただきました。怪しい訪問販売と同じように思われてもおかしくないのに…

このあたりが、県の社会福祉士会に所属してるメリットかもしれません。士会の名前を出すことで
信用していただきました。

たまに仕事をしながら方向性やスタンスがこれでいいのか?という疑問を自分自身持ち続けて過ごしています。
起業のコンセプトは「その方のために」とか「地域貢献」とか考えていたのに、どこか商業的な部分にフィーチャーされているんじゃないかと。

社会福祉士で想いをもって起業されている方は、きっと同じような感覚も共有できるのではないかと!

というわけで、何もゆかりの無い全く知らない場所、初めてお会いする方でしたが新鮮な出会いとなりました。
個人情報にもなるのであまり詳しくも書けませんが、その方はもともと宮城県の社会福祉士会で色々役割を担ってたようです。
震災に関わるところでの現地の社会福祉士の活動を今回聞いてみたいのもあったので、当時成年後見を担当していた方の被災のときの状況や、震災よりずっと続いていた社会福祉士としての地域活動、行政との連携など。また、現在はスクールソーシャルワーカーの活動や家業を通じて、地域の方々のまさに「身近な福祉相談所」として定着されているんだな。そう感じました。

スクールソーシャルワーカーの領域でも、宮城県内の不登校の割合が、震災地域で多少高めに推移していることなど…
遠からず震災が人の心に傷を残すものになっているのかな…とも思いました。
震災発生の15分後にある施設でちょうど成年後見の研修会で講師をする予定だったんだよね。結局それどころではなかったけど。という言葉が印象的でした。

また、支える側のワークライフバランスの重要性も共有させていただきました。
ほんとその通りだなと。社会福祉で起業されている方は、結構色々な役割機会を実践されているケースが多いですが、自分自身のキャパオーバーは自身の生活、そして後には関係組織や利用者にも良い影響を与えなくなってしまうこと。そのためにもセルフコントロールも重要だと。

いいなと思える趣味もお持ちの方でした。私もコレ!っという趣味がないこと、その時間をとれないと思っていることが課題だと思っています。
年を重ねても仕事やプライベートに情熱を燃やせるように自分のセルフコントロールしていきたいと思います。

突然の訪問なのに快くお話していただけたこと、有り難く思います。
またお会いする機会を設けれたらなと!

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