処分?有効活用?本人の利益のために…

お客様の車椅子ですが、もともとは知人の方が世話してくれて購入したものであったと。
ただ、ADLの低下もあり、市販のものでは対応困難となり介護保険でレンタルすることに。

車椅子を置いておく自宅も整理したため、処分するかどうするか…
処分するならば費用もかかるが、お客様に提案して必要とする場所があれば寄付しませんか?と提案。幸い私に一任するとのご意向でした。
車椅子は必要とする施設、行政でも、スーパーなどでも現在は至る所で必要となっているものです。プルタブの寄付で学校なども各所に寄付をしているので、結構寄付受け入れが難しいものになっています。
今回は幸い社会福祉協議会で受け入れしていただきました。状態の良し悪しや、必要在庫の関係もあって、いつも受け入れというわけではないですが、こういう処分の仕方も、世のためひとのために役立つし良いかなと思います。

昨今、身寄りなしの方の住まいの残置物整理に携わることも多くなってきました。全部空にするという行為自体はそんなに難しくないのですが、ときには神仏具、または写真など思い出の品々、後見人としては生前のうちに整理する際は、本人の財産や手続きに関する情報を処分前に探したりということも多く、整理する前には慎重に確認するのも大事な仕事です。間違って捨てられたら戻ってこないので…

できることならば、思い出の品々もそうだし、この物はここに寄付したいとか、この人に連絡して引き取ってもらいたいとか…本人の意思に基づき生前整理をしてあげたい!それは本人だけでなく支援者である私達の望むことでもあります。

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